過去の技術職員研修会

令和元年度 第18回実践教育支援センター職員研修会

主催:松江高専 実践教育支援センター

日時:令和元年9月2日(月)、3日(火)

場所:あいち航空ミュージアム、MRJミュージアム、デンソー工業学園

受講者:実践教育支援センター職員


目的

実践教育支援センター職員の能力・資質の向上を図ることにより、教育研究

支援業務の充実・発展を目指すことを目的とする。


内容

本研修会は,同校技術職員の能力・資質の向上を図り,教育研究支援業務の充実・発展を目的に毎年実施している. 今年度は,9月2日・3日の2日間で開催。国内有数の製造業メーカーが集う名古屋市周辺を訪問した. 日ごろ触れる機会の少ない大規模な製造業や人材育成について学習し,今後の技術者教育に活用することを狙いとした.

初日は,国内航空機産業の発展の歴史と実機の展示を行っている,あいち航空ミュージアムを訪れた. 実機展示では航空関連に就業経験のあるボランティアガイドから, 展示内容よりも深い技術的な話・貴重な体験談を伺うことができた。 続いて,隣接するMRJミュージアムを訪問.国産ジェット機にまつわる最先端の技術紹介と, 実際の生産現場を見学できた. 自動車などと比較すると小ロットの航空機だが,製作中の実機のすぐ脇に生産管理者用の机が置かれ, 迅速な管理が行える体制となっていることが印象的であった.

2日目は愛知県内で企業内学園の見学を行った.高専の学生と同世代の社員が, 企業でのモノづくりに必要とされる高度な知識や技能について学んでいる. 時代の変化や生産現場のニーズに合わせた教育内容の最適化や,課題形成力の向上を狙った小集団活動など, 日ごろの私たちの業務に直接参考となる部分が多く,大変勉強となる見学となった.

研修全体を通し,職員各自の知識を高めるとともに,日頃取組んでいる技術教育の内容を振り返り,改善に繋げるための良い機会となった.